成功するには打席に多く立て!

成長とはなんでしょうか。

私は

できなかったことができるようになること
偶然できたことが、再現性を持てるようになること
できるようになったことが、早く正確にできるようになること

と考えています。
そして、それらは成功体験・失敗体験の積み重ねによるものが多いです。

マネージャーとして働いていると、成長速度は人それぞれだと痛感します。
もちろんマネージャーは成長を促進できるサポートをしていくことになりますが、「打席」と「X理論Y理論」を意識すると良いように感じます。

先月読んだこちらの本にて、

右肩上がりの会社が必ずやっている現場ルール

右肩上がりの会社が必ずやっている現場ルール

・成功する確率は誰でも2割5分。優秀な人ほど打席(新しいことにチャレンジする回数、機会)に多く立っている
・成長すると難易度の高い仕事が任されるから、成功率はやはり2割5分ぐらい

とありました。
確かに思い当たることは多く、人一倍成長して活躍している人は、多くの機会を与えられたり自ら作り出し、成功をしているように感じます。

では、マネージャーとしてどう動くべきか?
ここではX理論Y理論を紹介します。

マネジメントの役割を担っている方でX理論Y理論をご存知ない場合、ぜひググったり書籍を読んで学んでいただきたいです。

ざっくり言うとX理論とは、人間はもともと怠け者だからしっかり指示や管理しなさい、という考え方。対するY理論は、人間は条件が揃えば自ら責任を果たそうとするという考え方。
どちらが正しいとか間違っているという話ではなく、労働環境がある程度整っているのであれば、メンバーのレベル感に合わせて使い分けが有効かと思います。

基本的に新卒や未経験の新人スタッフは、できることが少なく自信が持てる分野も少ないことが多いので、X理論を強めに、打席に立つ機会をマネージャーが機会を作り、挑戦と成功体験を経験してもらうのが良いかと思います。
逆にある程度慣れてくると自分の足りない能力や伸ばしたい能力に自ら気付くことが増えてくるので、Y理論で自主的に挑戦の機会を作ってもらったほうが個性が伸びると思います。

どのみち打席に多く立つ機会が持てるよう、場を整えたりするのもマネージャーの役割の一つです。

偉そうなこと書いていますが、まだまだ自分が上記の動きを完璧にできているわけではないので、自戒も込めて。