「とりあえずやってみる」ということ

エンジニアとしての成長スピードは、人によってかなり異なります。

あっという間に一人前になる人もいれば、その逆もしかり。

 

では、それは何故か?

エンジニアとして必要とされるITリテラシーや、論理的思考力といった能力部分も要因の一つとしてありますが、経験上、最も差が出るのは行動力。

 

「自分にはセンスが無い」という悩みを、現役のエンジニアからも、エンジニア志望の学生からも聞くことがあります。

そこで言うのは「そもそもセンス云々語れるほど、行動していますか?」ということ。

 

ちょうど半年前にも記事に書きましたが、成功者はとにかく打席に多く立っています。

rfdnxbrow.hatenablog.com

・成功する確率は誰でも2割5分。優秀な人ほど打席(新しいことにチャレンジする回数、機会)に多く立っている
・成長すると難易度の高い仕事が任されるから、成功率はやはり2割5分ぐらい 

 

周囲にいるデキる人のスキルだけ見て日々の行動を見ず、「自分はセンスがない」「自分には向いていない」「忙しくてできない」と考えるだけでは、一生自分を変えることはできません。

まずは「とりあえずやってみる」ということ。

別にうまくいかなくても死ぬことはないですし、うまくいったら儲け物。

 

私の周囲にいるデキる人たちは、何に対してもポジティブに受け止め「とりあえずやってみる」フットワークの軽さを武器にしていることが多い印象です。

とにかくチャンスがあれば手を挙げて、行動してみること。それが近道になります。

 

別に「努力は必ず報われる」とか「センスは存在しないのでとにかく行動すること」と言いたいわけではありません。あの人より努力しているのに追い付けない、ということは往々にしてあります。

しかし「全力で努力したけど実らなかった人」よりも、「そもそも努力が全然足りていない人」が圧倒的に大多数です。

「とりあえずやってみる」精神、強くオススメします。