中途エンジニア書類選考で見ているところ
エンジニアの中途採用において、どんなポイントを見ているか書いてみます。
特に誰かから指示されて教わったものではないですし、会社として基準があるわけでもないです。
中途採用で候補者全員の細かいポイントをすべて見ているといくら時間があっても足りないので、アウトプット状況においてどんなところを中心に見ているか書いてみます。アウトプット以外ももちろん見ますが、そのあたりは今回は触れません。
エンジニアのスキルは見えづらいので、ある程度定量化して見れるアウトプット状況は大切です。
あくまでもどんなポイントを「見ているか」なので、それだけで合否を決めることはないです。
ですがエンジニアは一生勉強が必要なので、アウトプットが全く見えないと今後の成長が見込みづらく、厳しいかなと思います。
資格
基本情報や応用情報の有無はほぼ気にしないです。持っていれば最低限の知識保証になる程度。他の資格に関しても、持っていてネガティブに働くことはないですが、評価項目のウェイトとしては低めで見ています。
これ単体で評価されるというよりも、キャリアや他の実績が高い人のスキルの裏付けになるものかと思います。
Qiita
Contribution数、記事数、興味のある技術領域を見てます。
Contributionが3桁ならそこそこやっているな、500超だとなかなかしっかり活動しているなと感じます。
ただし、「継続してアウトプットできるか」が知りたいので、キャッチーな内容1記事だけバズってContribution数が高い人よりも、1桁いいねばかりでも質が伴っていて数がある程度ある人の方が好印象です。
GitHub
草の生え方をよく見てます。
歴は長いけど直近3ヶ月以内ぐらいしか生えていないと、就活で見られるから焦って動き出したのかな?という見え方をされてしまうかもしれないです。(エンジニア歴が浅ければ仕方ないですが)
とはいえGitHubにわざわざ上げずにローカルで開発してたり他のサービスを使っていることも十分有り得るので、そのあたりは面接で聞くことも多いです。
また、書いているコードの中身も見に行きます。よっぽどめちゃくちゃなコード書いていない限りネガティブに働くことはないでしょう。
以上、かなりざっくりとですがこんなところでしょうか。
アウトプットしていてもこうやって外部から見えるところで活動していない方もいらっしゃると思いますが、採用担当者の時間にも限りがあるので正しく評価してもらえない可能性があります。見えるところでの活動実績も、将来のことを考えるとやっていくことをオススメします。