ラーニングピラミッドによるアウトプットのすすめ
Web業界は技術の流行り廃りが早いです。
そのため、Webエンジニアは一生勉強をし続けないといけない、とよく言われます。
では、効果的な学習方法は何でしょうか?
今回はそちらをメインテーマとします。
先に今日の結論を言ってしまうと、「アウトプットすること」です。
まさにこのブログも、自らの能力向上のために立ち上げて、週2投稿を続けています。
20%
さて、何の数字でしょう?
正解は、『見聞きした情報の学習定着率』です。
普段技術向上のためにQiitaやホットエントリーを見ているエンジニアは多いと思いますが、見聞きしただけでは最大で20%しか定着しません。
では、どうすれば定着率が上がるか?
それが最初に書いた、「アウトプット」することです。
見聞きした情報を実際手を動かし学習すること。
そして、それを周囲の人や世の中へアウトプットすること。
これは感覚的なものではなく、実際に「ラーニングピラミッド」として研究結果も出ています。
上記記事によると、「他者に教えること」で学習定着率は90%まで上昇するようです。
しっかりとレベルアップしたい社会人であれば、インプットし、それをアウトプットすること。
この繰り返しで学習定着率は向上し、より早くより広く知識を付けて成長できるはずです。
本日は短いですが以上。
次回は、実際アウトプットする習慣を付ける方法について書く予定です。
速さが足りない!2
タイトルは前回の記事に続くナンバリングですが、内容はあまり関係ないです。
一応、前回の「エンジニアとして速さが重要」という記事はこちら。
今回は完全に自論なのと、人によって向き不向きが顕著に出やすい印象なので、一部の人にしかマッチしないかもしれません。
今回のテーマはレスポンスのスピード。
結論から書くと、「即レス習慣を付ける」「5分で終わることは即対応」ということ。
仕事の中で尊敬している凄い人たちですが、『とにかく仕事が早い』という点が挙げられます。(もちろんそれ以外にも尊敬できる点は多いですが)
例えば多数の人にアンケートを依頼した際、回答順を眺めると『仕事が早い』人たちが上の方に固まっていたりします。
そういった先輩の姿を見てきて、「こうなりたいな」と感じていろいろ真似ていた結果、自分も習得できたような気がします。
その2つの結論が、前述の「即レス習慣を付ける」「5分で終わることは即対応」。
まず「即レス習慣」ですが、文字の通り。
メールにしろ口頭にしろチャットにしろ、飛んできたらすぐに見る。で、すぐに返信する。
という運用をしています。
対面ではなくWebでのコミュニケーションの場合、返信が半日・1日後に来ることがざらにあります。
自分がキャッチボールでボールを手元に持っている時間が長いほど、コミュニケーションは長期化して仕事は進みません。
『仕事が早い』人は、処理速度が早いこともありますが、仕事において「無闇矢鱈にキューに積まない=手元に来たら即決して即レス」。つまり、キャッチボールですぐにボールを投げ返している方も多いと思います。
2つ目が「5分で終わることは即対応」。
即レスも重要ですが、明らかに重い案件が来ることもありますよね。
「これ、対応に数時間かかるな…」という案件に関しては、まずメールを受領したことだけ伝えて対応する旨だけ返信する。これだけでも相手には状況が伝わります。
時間がかかるものはキューに積まざるを得ないので、その判断基準として「5分で終わりそうか?」をマイルールにしています。
それ以上かかるものは、それまでやっていたことから脳を完全に切り替える必要がありますし、元々やっていた業務が全く進まず終わることがあります。
人によって多少変わると思いますが、5分あたりを区切りにして、終わるか否か判断してみても良いかもしれません。
今回の内容は以上です。
手元にボールを抱えすぎると、脳が「あれもやらないと、これもやらないと」と意識が持っていかれて集中しきれません。そういう意味でも、即レスが身につけばボールを手元に大量に抱えることなく、業務スピード改善に繋がる可能性があります。
次々に飛んできたメールやチャットに即反応するのは脳のスイッチングコストがかかるので、人によって得意不得意があると思います。なので今回の記事が全員にオススメできるものではないです。
しかし、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
「自分にはできない」と思うより、「自分にもできるかも」と考えてしばらく試してみて、身に付いたら儲け物です。
速さが足りない!
スクライドというアニメ、割と好きなのですが、もう18年も前の作品なんですね…。
表題はそのアニメにおける、名言の一部抜粋です。
さて。
Webエンジニアとして働き始めた頃、社内トップクラスの技術者から「スピードの重要性」を新卒研修の中で聞きました。
もう4年前のことで詳細まで覚えてはいないのですが、要点としては
- スピード超重要
- 完成させた後に動作確認等も余裕ができるので、品質が上がる
- 世の中に早く価値が提供できる
- 次の業務に早く移れる
このお話を聞いてから、かなりスピードを意識するようになりました。
タイピング速度はもちろん、プログラミング中にディレクトリを辿る時もGUIでポチポチやるのが手間なのでファイルパスを記憶してvimでゴリゴリ書いたり。
業務でも自分の任せられた業務をとにかくガツガツ終わらせ、次々に案件対応を進めていたと思います。
結果として、自社サービスのシステムに関して聞かれると即答できる部分が多くなったり、調査の際もどのあたりを探ればいいのかパッと思いついたり、改修や新規開発の際も言語・FW・システム構成を踏まえ最速でアウトプットできるようになったと思います。
なので、とにかくエンジニアなら「スピードを上げる」ことを意識してみると良いと思います。
『コードの美しさは問わないのか?』と思うかもしれませんが、スピードを意識していると必然的にコード量は少なくなり、可読性も向上する傾向があります。
次回も仕事における「速さ」に関する記事書きます。
約束を守ること
まずはじめに。
ブログ開始2ヶ月経過、週2更新を掲げていましたが、先週更新できませんでした。
正直このブログ執筆は仕事でもないし、PVもほとんど無いし、これを守れなくても誰も何も困らないと思います。
が、自ら掲げた約束を守れなかったことを深く反省しています。
というわけで、今日はその話題。
人と関わる上で、約束を守ることは本当に重要。
先月書いた信頼残高の記事で詳細を書いているので、そちらもご覧ください。
仕事をしていると、日々小さな「約束」の積み重ねだと思います。
- 自分自身の個人目標を立てて、半年、1年、3年とコツコツ行動する長期的な約束
- 四半期や月の予算を達成する中期的な約束
- 小さな依頼や会議の時間を守るといった、短期的な約束
仕事では主に中長期の目標・予算を達成する「約束」が重視されがちです。
ですが上記信頼残高の記事でも書いたように、手元の小さな仕事を達成して約束を守っていくことも同様に大切です。
実は今回ブログ更新できなかったのも遊んでいたわけではなく別のことをやっていたのですが、言い訳にしかならないので特に弁解するつもりはありません。あらかじめ平日のうちに更新しておけばよかっただけですし。
今週以降はしっかり達成できるようにします。
リーダー論、マネージャー論も勉強が必要
はじめに
4月に新任リーダー、新任マネージャーとして働き始め、3ヶ月経った今、悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
短期的な解決方法と、長期的な解決方法をお伝えします。
短期的な解決方法
上司や近くの先輩に相談してみましょう。
一人で悩んでいるだけでも解決しないことが多く、壁打ち相手になってもらえるだけでも解決策が浮かぶことがあります。
長期的な解決方法
結論としては、「勉強しましょう」。
エンジニアブログなのでエンジニア的な発想をしてみましょう。
新しい言語や技術領域を学ぶ時どうしますか?
恐らく「ググる」とか、「本を読む」とか、「プログラミング学習サイトを見る」とかですよね。
つまり、調べて勉強しているはずです。
ですが不思議なことに、チームリーダーやマネージャーといった役割を任せられた後、「仕事の中でトライ・アンド・エラーを繰り返し成長していく」というアクションを取る人が一定数いる気がします。
もちろんそれも欠かせず重要ですが、プログラミング言語を新しく学ぶのと同様に書籍等で学ぶ必要性も高いと感じています。Web上で見れるものもあります。
昨日もちょうど、社内で話に上がったGoogle re:Work。
何百年、何千年も人類は組織で動いてきました。
その上で心がけるべき行動や理論は無数にあります。
開発における「車輪の再発明」と同じように、マネジメントにおいても同様のことが言えるのではないでしょうか。先人の知恵を吸収し発言できれば、自分の言動の根拠となり自信も持てるはずです。
最後に
ようするに、どんな分野においても勉強を疎かにしないこと。
ただし、学んだことを言いたいだけになったり、「この人は○○タイプだから、××しよう」といったように、無理に型にはめようとしすぎないことも重要です。
当たり前のように先人の知恵を参照し判断材料にすることができると、ぶれない判断ができるはずです。
Oculus Quest楽しすぎる
Oculus Questが楽しすぎるので、いつも以上にギリギリなブログ週2ノルマ進捗です。
今週は職場にOculus Questを持っていきました。
そして業務時間後、計7人ほどに、First StepsとBeat Saberをプレイしてもらいました。
結果的に、非常に好評だったと思います。
First Steps開始の360°映像や、紙飛行機や卓球ラケットで操作できるところ。
そしてBeat Saberの全身を使ったプレイ。
無限にプレイできるとか、Quest欲しいみたいな声も。
とはいえ5〜6万なのでなかなか手が出しづらいでしょうね。
やはりVRの魅力は体験しないと伝わらないのと、数年前のVR知識で止まっている方が多い印象です。
正直なところ、3年前にVRアプリ作っていた私でもOculus Questの手軽さ・体験クオリティには驚きました。
地味に布教活動をしていきたいと思います。
そういえば、Beat SaberのCampaignクリアしました。片手剣で未クリア1つありますが…w
サウンドパックも1つ買ったのでまだまだ遊べそうです。
欲を言うと、あまりいろんな曲に詳しくない自分のような人間にも分かるような曲が増えると嬉しいです。
Oculus Questのアプリ簡易レビュー
はじめに
今週は早めに週2ノルマ達成すると書いておきながら、Oculus Questにハマったあまりに結局またギリギリになってしまった…
何本かゲーム買ってプレイしたので、簡易レビューします。
基本的にインストール順なので、評価の高いアプリが下の方に記載してあったりします。
First Steps
個人的オススメ度:★★★☆☆
無料のOculus Questチュートリアル。
日本語字幕・音声。
公式アプリなので、海外アプリ特有のちょっとおかしい日本語訳とかは無い。
Oculus Questの基本操作が学べ、6DoFや両手コントローラーの利点を感じて感動できる内容。まず最初にプレイ推奨。
Oculus First Contact
個人的オススメ度:★★★☆☆
これも無料なので、次にプレイすると良いです。
握る、投げる、撃つといった基本操作でFirst Stepsよりダイナミックな表現を体感できます。ゲーム性は特になし。
エピックローラーコースター
個人的オススメ度:★★☆☆☆
無料、アプリ内課金。
日本語化されているのでプレイはしやすいです。
が、酔い軽減モードでプレイしたもののそれでも強烈に酔って2分ほどでギブアップ。
VR酔いに強い方は面白いかも。
Bait!
個人的オススメ度:★★★☆☆
無料、アプリ内課金。
日本語にローカライズはされておらず、案外会話シーンが多いので英語が分からないとストーリーが分からないです。が、釣りゲームなので大して支障はないです。
4つの釣り場、計40種類以上の魚が登場。基本的にメインストーリーのタスクに沿った魚を釣って店に行くことで、ストーリー進行&マップ開放がされていきます。
魚を釣るとゲーム内通貨が増え、釣竿やリール、ウキ、餌の上位版が購入できます。
ゲーム自体はワンパターンで、ゲーム性より釣りの雰囲気が体感できるのと魚のコレクション要素ぐらいですね。暇つぶしには良いかも。
全クリしましたが、所要時間は3〜5時間ぐらい?ストーリーは長くないですが、釣りで目的の魚が出なかったりすると30分とか普通に過ぎますね。
SUPERHOT VR
個人的オススメ度:★★★★☆
¥2,490
スクショを見る限り、テクスチャ貼られていない白背景・赤い敵というシンプル画面だったのでなかなか購入を躊躇していました。
ですが評判が良かったので購入したところ、評判に違わぬ面白さで一気に全クリまでプレイ。
プレイヤーも敵も一撃食らうだけで即死するので、死なずに銃を撃ったり物を投げて敵を殲滅するだけというシンプルルール。プレイヤーが停止していると時間が停止し、プレイヤーが動いてる時だけ時間がゆっくり進みます。
敵の銃弾を体を動かして避けたり、体勢を傾けつつ銃を撃ったりするので、20分、30分とプレイしていくとかなり汗をかきます。6DoFを存分に活かしたゲーム性が素晴らしい。
こちらも全クリしましたが、所要時間は2〜3時間ぐらいでしょうか。
全クリ後も、ヘッドショットオンリーモードやハードコアモード、エンドレスモード等のやりこみ要素が開放されるので長く遊べるゲームですね。
Robo Recall: Unplugged
個人的オススメ度:★★★★☆
¥2,990
SUPERHOTはアクションというよりパズルゲー寄りだったのが、こちらは正統派のVRガンシューティングゲーム。
銃が4種類あり、ステージ内タスクをクリアしていくことで強化が可能。
VR空間内を自由に操作で移動すると酔うので、移動を『テレポート』オンリーにしたのは英断。酔わずに、比較的自由にステージ内を移動できます。
銃を撃つだけでなく近接攻撃で殴ったり敵を投げたり、ロケットランチャーやビームを撃ってくる敵に接近することで使い捨ての銃器として使用できたり、多彩な攻撃方法が選べるのが良いですね。
手に持った銃のスコープを覗き込んで撃つのが楽しいので、スナイパーライフルとかあると更に良かったかも。
全クリしましたが2時間かからないぐらい?
ステージ数、敵の種類、武器数、やりこみ要素。総合的に見て、ボリューム不足感は否めないですね。もう少し全体的にボリュームがあれば★★★★★で良かったかも。
Beat Saber
個人的オススメ度:★★★★★
¥2,990
な自分ですが、この記事に記載したアクション・ガンシューティングを差し置いて音ゲーが一番オススメになるとは予想外です。
ローカライズはされていないので英語オンリーですが、ゲームプレイには全く支障がないです。
前方から流れてくるブロックを、両手コントローラーに対応した2色のライトセーバーでリズムに合わせてぶった切るというリズムゲーム。
難易度は緩やかに上昇していくので、音ゲー苦手な人でも楽しめます。そして徐々に上手くなっていく感覚が分かるので、ついつい数時間プレイしてしまいます。
フリーモードのHard(Easy, Normal, Hard, Expert, Expert+の5段階)で全曲フルコンかそれに近いぐらいまでレベルアップしましたが、ストーリーは8割ぐらいのところで止まっています。片手フルコンを要求されるステージ等がかなり鬼畜で、音ゲー苦手な自分のような人間にとってはかなり難しいですね…
ちなみに音ゲーマー全員にオススメできるかというと、洋ゲーということもあり馴染みのある曲が全然無いのがしんどいかもしれません。
ゲーム性はシンプルな割にドハマリしますし、ついつい数時間やって汗びっしょりになります。現時点でプレイした中で、一番オススメ。
それでは、また面白いVRゲームがあれば紹介しますね。