自分のためにも、世の中に発信すること

今回も、過去何度かに渡って書いている『アウトプットの重要性』に関する記事です。

 

関連する過去記事はこのあたり。

rfdnxbrow.hatenablog.com

rfdnxbrow.hatenablog.com

 

これら記事の中で、学習定着率向上のためにアウトプットは重要、ということを伝えてきました。

読み直しているとアウトプットの定義が曖昧だったので、改めてこの記事で統一したいと思います。

 

ここで言うアウトプットとは、

  • 自分なりの解釈を加え、コミュニケーションが起きる何かしらの手段で発信していること

とします。

 

例えば自分なりの解釈を入れないケースを考えてみます。

ネットで拾ったニュース記事を、ただ横流しSNS等に展開している行為があるかと思います。この行為は全然否定しないですし、全く行動しないより何倍も素晴らしいですが、ここに「自分なりの解釈」を入れるだけで結果が変わってきます。

例えば使っているサービスの新バージョンがリリースされたとしましょう。

その場合、自分なりの解釈を加えて「この点が良い」「こう活用できそう」と加えることで、まず発信者本人の中で考えの整理ができます。また、その情報を見た知人も、発信者の見解があると無いとではレスポンスの数や質も変わってくるでしょう。

 

次に、コミュニケーションが起きる何かしらの手段を使わないケースを考えてみます。

自分の読んだ本のレビューを、日記に書き留める習慣を付けている人がいたとします。

この場合も、本を読むことや日記の習慣自体は素晴らしいのですが、それをブログのような場で発信するように変えたとしたらいかがでしょうか。

すると発信者本人は「誤字脱字はないか」「この書き方で問題がないか」「他の人が読んだ時に誤解を招かないか」「こんなこと書いて炎上しないか」「もっと説得力高められる裏付けデータはないか」等、いろいろ考えて、調べながら発信することになると思います。

個人的にはその適度な緊張感があるからこそ、発信直前に理解度の上昇と、発信後のコミュニケーションによっても更なる理解度の上昇が生まれると感じています。

 

まさにこのブログも、世の中の貢献とかアピールというより、自分自身の理解促進のために書いているようなところがあります。

 

ちょうどこのテーマで書こうと思い、裏付けデータでいろいろググっていたら見つけた記事。

globis.jp

・教えようとすれば、自分であいまいな部分を再確認・再学習しなければならない。
・教えようとすれば、事前に整理・体系化しなければならない。
・教えようとすれば、相手にかっこいいところをみせようと練習を重ねる。
・教えようとすれば、短絡的な答えではなく、「考え方・プロセス」を示さなくてはならない。
・教えようとすれば、相手にどう伝えるのがわかりやすいかをあれこれ想像しなければならない。
・教えようとすれば、目の前の相手の言葉を傾聴し、相手の反応に敏感にならなければならない。
・教えようとすれば、根気がいる。
・教えようとすれば、熱意がいる。
・そして相手が、知り、わかり、できるようになり、教えられるようになれば、とてもうれしい。

言いたいことは割とここに集約されています。

 

インターネットが世の中に普及し始めて約20年、それまでは世の中に発信しようと思うとテレビやラジオ、新聞、集会等、それなりのお金や労力が必要でした。

それが今となっては誰でもタダ同然にPCやスマホでできる時代。アウトプットのハードルが下がったことで昔より成長しやすくなった今、いち早く成長するために、世の中に向けて発信してみませんか。