人・組織に対するマネジメントを学ぶこと、発信すること
先日、都内某所で行われたLT会に参加しました。
「良いチームとは」等のテーマに対し、数人がLTで語っていました。
内容自体も良かったのですが、何より弊社内であまりこういった機会がないことに少し課題感を感じる機会になりました。
エンジニアであればプログラミングに関するLT大会、営業であれば営業トーク共有等、職種に直結する技術の共有・議論の場は多々設けられています。しかし、人や組織に関する知識は属人化しており、直属の上司部下間で伝聞されるのが主のように思います。
そしてマネジメント力強化、となると「社外の研修」という選択肢になりがちかと思います。
研修を否定するつもりは毛頭ないですが、そもそもマネージャーで横の情報共有がしっかりできていないこと、結構あるのではないでしょうか。
そういった知識を発信・共有するLT会をやっている企業は少ないように思うので、やれないか模索中です。
また、以前ブログで書いたように、LT会のような機会は聴衆のためだけでなく、何より発信者自身のレベルアップに繋がります。
上司から部下に口頭で伝える場合、基本的には1対1となります。
それがLT会になれば数十人を前に発言するので下手なことは言えないという意識があり、入念に下調べや練習をすることで、今まで言語化できていなかった情報が言語化できたり、理解が深まって自分自身の中でも腹落ちできることが増えてきます。
また、マネジメントも専門知識になります。先人があらゆる苦労をしてきて、成功法則や考え方を本やネットで言語化されているので、それを吸収することでより早い成長が臨めます。
エンジニア的に言うと「車輪の再発明」ばかりしていてはもったいないと思います。
もちろんあらゆる知識を頭に詰め込んだからといって完ぺきにできるわけではなく経験することで実感になり、さらに次のステップへ進んでいきますが、自身の言動の向上スピードを上げるには、知識を吸収し、それをアウトプットする場が必要になるかと思います。
そういった場を自ら作り参画することによって、今より成長できると感じています。